お客様から学ばせていただいたこと

先日、5年ほどお付き合いさせていただきました、お客様がお亡くなりになられた

とのご連絡をご家族からいただきました。

 

このお客様との関わりから学ばせていただいたことはたくさんあります。

 

今回はこのお客様との関わりの中で大きな失敗談ではあるのですが、

お客様へのお約束の気持ちを込めて皆さんにご披露させてください。

私の大きな教訓になった出来事です。

 

お客様とは5年ほど前に毎月開催しています事務所主催の定期セミナーに

リピート参加していただいたのが最初のご縁です。

 

定期セミナーは6回シリーズで開催していた頃なのですが、6回目のセミナー終了後に個別面談をご希望いただき、具体的に保険、旦那様の退職金の運用方法について相談したいとのご依頼を頂きファイナンシャルプラン作成に着手しました。

 

 

第一弾のファイナンシャルプラン《シナリオプラン》が完成したのは作成着手後約3ヶ月後だったと思います。経過観察の計画も確認し、定期的に経過チェックを行う予定でした。

 

 

その後1回は予定どおり定期チェックの面談でお話させていただいたのですが、

2回目以降はなかなかお会いすることが出来ない状況が続いていました。

1年ほど経過して、お客様から連絡をいただいたのですが

「せんせ〜、私、ガンになったのよ〜。でもね孫が生まれるから死ぬわけにいかないから頑張るわ〜」

と本当に明るい声だったことを憶えています。

 

 

その後、旦那様の退職を機にご夫婦で退職金の運用方法のご相談で久しぶりにお会いすることができました。

 

 

その時に改めて退職金以外の資産状況を確認させていただいたのですが、

以前お会いした時、大切に円高の時期に年払いで払い続けていたドル建て終身・養老保険は、円高の時期に元本を大きく割った状態で解約したとのことでした。

他に金融資産はほとんどない状態でしたので治療費捻出のため決断されたそうです。

その保険契約は最初のファイナンシャルプラン作成時、保険料支払いもかなり頑張って家計から捻出されている状態でしたので、保険料支払いをストップして、いつでも使うことができるよう手元資金を増やすことも提示させていただいたのですが、円高のうちは頑張って支払って円安に振れた時に解約するとの結論になっていたものでした。

なかなか会えない状態だったといっても今となっては言い訳にしかなりませんが、最終的にはお客様の判断とはいえ、もっと強く資産が保険だけに偏っていることのデメリットをお伝えできていればと・・・後悔したことを憶えています。

今でも後悔し続けています。

 


大変、恐縮にも

子どもさんには「お金のことについては寺野に相談しなさい」とのメッセージを残していただいていたこともあり、現在、子どもさんご夫婦のライフプラン作成にも携わらせていただいています。

お客様の期待を裏切らない仕事が出来るよう、さらに精進しなければと気を引き締めさせていただいています。

このような大きく大切なプレッシャーをいただいたお客様から学ばせていただいたことを、

私の失敗談ではあるのですがご披露させていただきたいと思います。

託していただいた信頼にお応えする約束になればとの気持ちを込めて。